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求人サイトはまだ機能しているのか?Job Posting ではなく “Job Marketing” へ

求人サイトはまだ機能しているのか?Job Posting ではなく “Job Marketing” へ

ベトナムでは、TopCV、VietnamWorks、CareerViet、JobsGo、vieclam24h などの求人サイトが、長年にわたり主要な採用チャネルとして利用されてきました。しかし最近、多くの企業の採用担当者から、

  • 求人を掲載しても応募が来ない

  • 応募は来ても、求める人材とマッチしない

  • 個人情報の誤入力・虚偽情報が多い

  • 検索やフィルターが正確に機能しない

といった声が急増しています。

本記事では、これら4つの課題を整理しながら、
求人サイトは2025年現在でも採用手法として有効なのか?
をわかりやすく解説します。



1. 求人を載せても応募が来ない問題

「求人を掲載すれば応募が集まる」という時代はすでに終わりに向かっています。

◆ 応募が来ない主な理由

  • 求職者の情報収集が SNS(Facebook、LinkedIn、Zalo)へ移行

  • 専門職や日本語話者は「アクティブ求職者」が少ない

  • 同じ求人サイト内での競争が激化

  • 給与レンジが曖昧な求人はクリックされない

  • 求人文が長すぎて読む前に離脱される

これにより、求人サイトは依然使われているものの、
「掲載=応募」ではなくなっている のが現状です。



2. 応募はあるのに、条件に合わない

企業が最もストレスを感じるポイントがここです。

◆ よくあるケース

  • 経験やスキルが全く違う求職者が応募

  • 希望給与が求人提示とかけ離れている

  • 仕事内容を理解せずに応募

  • 「とりあえず応募」文化の広がり

特に日本語話者や専門職では、
求人サイトよりも紹介会社・SNS・コミュニティで探す人が多い ため、
サイト経由の応募者は、どうしてもミスマッチ率が高くなる傾向があります。



3. 個人情報の誤入力・虚偽情報

採用担当者から特に多く聞かれる課題です。

◆ 実際によくある問題

  • 電話番号が繋がらない

  • メールアドレスが存在しない

  • 経験年数が誇張されている

  • 日本語レベルが実際と全く違う

  • 職歴の空白が不自然に消されている

  • 転職回数を少なく見せるために一部職歴を削除


書類と実力のギャップが大きい
求職者が増えているため、
求人サイトのCV情報だけでは判断が難しくなっています。

そのため、
「CVの精査」「日本語チェック」「事前面談」 を膨大な時間がかかり、優秀な候補者を見落としてしまうこともあります。



4.検索・フィルターが正確に機能しない

多くの企業が「候補者を探すときに苦労する」理由がここにあります。

◆ フィルターが機能しない原因

  • 求職者側の情報入力にばらつきがある

  • 日本語レベルの自己申告が不正確

  • プロフィールが古いまま更新されていない

  • サイト側の検索ロジックが精密ではない

その結果、

  • N3を検索 → 実際はN4

  • 経験3年以上 → 実際は未経験

  • Ho Chi Minh希望 → 実は Binh Duong希望

といったズレが日常的に発生します。



では、求人サイトは“もう使わなくていい”のか?

結論は NO(=使うべき) です。
ただし、「使い方を変えるべき」というのが正確です。

◆ 求人サイトが有効なケース

  • 大量採用

  • 初級職

  • 事務・販売・飲食店など応募が多いポジション

◆ 求人サイトだけでは難しいケース

  • 日本語話者

  • 専門技術職

  • マネージャー層

  • 求人サイトを見ない受け身型人材(Passive talent)

そのため、
求人サイト+αの多チャネル戦略 が必要です。



2025年に企業が取るべき採用戦略

✔ 1. SNS×採用の強化(Facebook / LinkedIn)

求職者はSNSで情報収集する時代。
求人情報・社員紹介・会社の取り組みなど、
“会社の中が見える発信” が応募につながります。

✔ 2. Job Posting ではなく “Job Marketing” へ

求人を出すだけではなく、

  • 魅力ポイントの言語化

  • キャリアストーリー

  • 成果に応じた給与レンジ

  • 働く環境や写真

  • 社員のリアルな声

  • 動画コンテンツ

など「応募したくなる理由」を見せることが重要。

✔ 3. CVの精査は“人の目”で補完する

求人サイトの弱点(虚偽情報)を補うために、

  • 日本語チェック

  • スキル確認

  • 事前面談

  • 評価レポート

など 信頼性を担保できるプロセスを追加する ことが成功の鍵です。



まとめ:求人サイトは使える。ただし“それだけでは足りない”

2025年の採用市場では、

❌ 応募が少ない
❌ マッチしない
❌ 情報が不正確
❌ フィルターが機能しない

といった課題が顕在化しています。

しかし、求人サイトは依然として重要なチャネルであり、
採用戦略における1つの柱として適切に活用するべき です。

ただし、

「求人を載せる」だけの時代は終わり、
「求職者に届く仕組み」 を作れる企業が採用で勝つ。

これが2025年の採用のリアルです。

Jobfull Partnerでは、

  • 日本語話者・技術職のスクリーニング

  • CV精査・日本語確認

  • コミュニティネットワークの活用

  • 採用マーケティングのサポート

  • 貴社の採用課題に合わせた候補者紹介

を通じて、採用成功のご支援をしています。

採用についてご不明点があれば、
お気軽にお問い合わせください。