「海外で働いてみたい。でも、自分にできるのだろうか?」
海外転職を考え始めたとき、多くの人がまず感じるのがこの不安です。
・特別なスキルが必要なのでは?
・英語が完璧でないと無理では?
・もう35歳だけど遅いのでは?
実際、ベトナムで働く日本人はどんな人たちなのでしょうか。
今回は、在ベトナム日本人の実態と、海外転職で活かせるキャリアについて解説します。

ベトナムで働く日本人の数と年齢層
在ベトナム日本人の数は約2万人前後と言われています。
ホーチミン市とハノイを中心に、日本企業の進出とともに増加してきました。
業種は多岐にわたります。
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商社
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IT
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サービス業
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建設
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教育
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人材関連
年齢層を見ると、特徴的なのは2つのボリュームゾーンです。
■ 20代後半〜30代前半
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日本で3〜8年程度の実務経験
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法人営業の経験者
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海外挑戦への強い意思
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英語は日常会話〜ビジネス初級レベル
いわゆる“エリート層”というより、
日本で一定の経験を積んだ若手〜中堅層が中心です。
海外経験ゼロから挑戦する人も少なくありません。
■ 30代後半〜40代前半
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マネジメント経験あり
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部門リーダー・責任者経験
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数値管理・組織運営の経験
この年代は、現地法人のマネジメントポジションや責任者層での需要が高い傾向があります。
ベトナムでは、
「現場を理解しているマネージャー」
「日本本社とローカルの橋渡しができる人材」
が継続的に求められています。
つまり、日本で積み上げてきた経験がそのまま武器になる市場とも言えます。

ベトナムで働く日本人の前職は?
実際に多いバックグラウンドは、意外と王道です。
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元メーカー勤務
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元商社
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法人営業経験者
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人材・広告などの無形商材営業
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駐在から現地採用へ切り替えた人
特別な資格や華やかな経歴が必須というわけではありません。
むしろ共通しているのは、
「日本での実務経験を活かして、より裁量の大きい環境に挑戦したい」
という志向です。
評価されやすいのは、
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数字責任を持った経験
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チームマネジメント経験
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顧客折衝・交渉経験
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業務改善経験
語学力以上に、“何をやってきたか”が問われる傾向があります。
なぜベトナムを選ぶのか?
海外といっても選択肢は多くあります。
その中でベトナムが選ばれる理由は、
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経済成長率が高い
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日本企業の進出が多い
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日本人コミュニティが一定規模あり安心感がある
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若くエネルギーのある市場で挑戦できる
「いきなり欧米」ではなく、
挑戦しやすい海外として選ばれるケースが多いのが特徴です。

35歳からの海外転職は遅い?
結論から言えば、遅くありません。
むしろ30代後半〜40代前半は、ポジションの選択肢が広がる年代です。
ベトナムでは、
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組織をまとめられる人
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ローカルスタッフを育成できる人
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本社と現地を調整できる人
が常に不足しています。
そのため、
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営業責任者
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現地法人マネージャー
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部門統括ポジション
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拠点立ち上げ担当
といったポジションでは、実務経験のある30代後半〜40代がターゲットになることも少なくありません。
重要なのは年齢ではなく、
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再現性のある実績
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マネジメント経験
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決断力と実行力
です。
海外で活躍する日本人の共通点
では、実際にベトナムで活躍している人にはどんな共通点があるのでしょうか。
① 主体性がある
東南アジアでは、すべてが整っているわけではありません。
自ら動き、判断し、前に進める人が評価されます。
② 曖昧さに強い
日本ほど制度やルールが明確でない場面もあります。
「正解がない状況」で考え、柔軟に対応できる力が重要です。
③ システム化されていない環境でやり抜く力
業務フローが未整備なこともあります。
その中で、
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仕組みを作る
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業務を整える
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チームを動かす
といった力が求められます。
④ 現地スタッフとのコミュニケーション力
語学力以上に大切なのは、
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相手を尊重する姿勢
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上下関係に頼らない対話
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文化の違いを受け入れる柔軟性
ローカルスタッフと信頼関係を築ける人は、どの企業でも重宝されます。

まとめ:海外転職は“特別な人”だけのものではない
ベトナムで働く日本人は、
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日本で数年経験を積み
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自分のキャリアを広げたいと考え
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少しの勇気を持って挑戦した人たち
です。
海外転職は、完璧な英語力や華やかな経歴がなければ不可能というものではありません。
必要なのは、
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実務経験
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行動力
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柔軟性
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そして一歩踏み出す意思
です。
「自分にも可能性があるのか?」と感じているなら、
その疑問を持った時点で、すでに一歩前に進んでいるのかもしれません。
海外転職は、思っているよりも現実的な選択肢です。
少しでも興味ある場合は、お気軽に現地の人材紹介会社に問い合わせしてみましょう。